JCBビジネスプラス法人カード評判レビュー。6つのメリットと9のデメリット。ポイント・年会費・審査・優待・サービスを総合評価

JCBビジネスプラス法人カードの基本情報

JCBビジネスプラス法人カードは、日本で唯一の国際ブランドを運営する株式会社ジェーシービーが提供する法人カードです。日本で唯一の国際ブランド運営会社であり、カード発行だけでなく、加盟店契約なども保有している日本を代表するクレジットカード会社です。

JCBビジネスプラス法人カードは、JCBのプロパー法人カードであり、正真正銘の国際ブランドが運営するプロパーカードの法人カードです。JCBのプロパー法人カードには「JCB法人カード」「JCB CARD Biz」がありますが、JCBビジネスプラス法人カードは、キャッシュバック型の法人カードと言う特徴があります。

JCBビジネスプラス法人カードは、年会費が格安でありながら、交通費関連の手厚いキャッシュバックがあり、複数枚のETCカードが無料発行できるなど、出張が多い、事業で車を使う会社におすすめの法人カードです。一般カード、ゴールドカードが用意されています。
メリット
  • 国際ブランドJCBのプロパーカードの信頼性
  • 最大3.0%のキャッシュバック特典がある
  • 一般カード、ゴールドカードは初年度年会費無料
  • 法人ETCカードが年会費永年無料で複数枚発行可能
  • ゴールドカードの保険が手厚い
  • 手厚い入会キャンペーンを展開
デメリット
  • 年会費永年無料ではない
  • キャッシュバックの対象は、出張、交通関連の費用のみ
  • キャッシュバック額には上限がある、上限15,000円まで
  • 一般カードは、海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険がない
  • 一般カードは、国内のショッピング保険がない
  • 法人カードの中ではやや審査が厳しい
  • 法人カードの中では発行に時間がかかる
  • 一般カードのショッピング限度額は若干低めの設定
  • プラチナカードがない
発行スピード
(3.0)
審査の通りやすさ
(3.0)
限度額の高さ
(3.0)
管理画面・明細
(3.5)
ポイントのお得さ
(3.5)
年会費の安さ
(3.5)
サポート対応
(3.5)
ステイタス性
(2.5)
海外利用・ホテル優待
(2.0)
レストラン優待
(2.0)
総合評価
(3.5)

JCBビジネスプラス法人カード年会費・追加カード・ETCカード比較

  • 一般カード 年会費:1,375円
  • 一般カード 追加カード年会費:1,375円
  • 一般カード ETCカード年会費:0円
国際ブランドJCBJCB
カードランク一般カード,プロパーカードゴールドカード,プロパーカード
初年度年会費(税込)0円0円
2年目~年会費(税込)1,375円11,000円
年会費優遇条件--
追加カード/初年度年会費(税込)0円3,300円
追加カード/2年目~年会費(税込)1,375円3,300円
追加カード発行枚数制限複数枚複数枚
ETCカード/初年度年会費(税込)0円0円
ETCカード/2年目~年会費(税込)0円0円
ETCカード発行枚数制限無制限無制限

JCBビジネスプラス法人カードポイント還元率・マイル還元率比較

  • 一般カード ポイント還元率/基本:0.50%
  • 一般カード ポイント還元率/上限:3.75%
  • 一般カード キャッシュバック:-
カードランク一般カード,プロパーカードゴールドカード,プロパーカード
ポイント還元率/基本0.00%0.00%
ポイント還元率/上限3.00%3.00%
ポイント倍増方法5万円未満:0%
5万円~20万円未満:0.5%
20万円~40万円未満:1.0%
40万円~60万円未満:1.5%
60万円~80万円未満:2.0%
80万円~100万円未満:2.5%
100万円~:3.0%
※JR・高速道路・ガソリンスタンド・タクシー・レンタカー・航空券・宿泊・旅行代理店がキャッシュバック対象
※上限は15,000円/月
5万円未満:0%
5万円~20万円未満:0.5%
20万円~40万円未満:1.0%
40万円~60万円未満:1.5%
60万円~80万円未満:2.0%
80万円~100万円未満:2.5%
100万円~:3.0%
※JR・高速道路・ガソリンスタンド・タクシー・レンタカー・航空券・宿泊・旅行代理店がキャッシュバック対象
※上限は15,000円/月
ポイントサイト経由--
ポイントプログラム--
マイル還元率/基本0.00%0.00%
マイル還元率/上限0.00%0.00%
マイル取得方法--
フライトマイルボーナス--
キャッシュバックプログラム○交通費・出張旅費の最大3.0%キャッシュバック○交通費・出張旅費の最大3.0%キャッシュバック

JCBビジネスプラス法人カード旅行傷害保険・ショッピング保険比較

  • ゴールドカード 海外旅行傷害保険:最高1億円
  • ゴールドカード 国内旅行傷害保険:最高5,000万円
  • ゴールドカード ショッピング保険/国内:最高500万円
カードランク一般カード,プロパーカードゴールドカード,プロパーカード
ショッピング保険付帯条件カード購入+90日間カード購入+90日間
ショッピング保険/海外最高100万円最高500万円
ショッピング保険/国内-最高500万円
海外旅行傷害保険付帯条件利用付帯自動付帯
海外旅行傷害保険/家族特約条件--
海外旅行傷害保険/死亡・後遺障害最高3,000万円最高1億円
海外旅行傷害保険/傷害治療費用最高100万円/回最高300万円/回
海外旅行傷害保険/疾病治療費用最高100万円/回最高300万円/回
海外旅行傷害保険/賠償責任最高2,000万円/回最高1億円/回
海外旅行傷害保険/携行品損害最高10万円/個最高50万円/個
海外旅行傷害保険/救援者費用最高100万円最高400万円
海外航空機遅延保険/乗継遅延費用保険金(客室料・食事代)--
海外航空機遅延保険/出航遅延費用等保険金(食事代)--
海外航空機遅延保険/寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等)--
海外航空機遅延保険/寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等)--
国内旅行傷害保険付帯条件利用付帯自動付帯
国内旅行傷害保険/死亡・後遺障害最高3,000万円最高5,000万円
国内旅行傷害保険/入院日額-5,000円/日
国内旅行傷害保険/手術費用-入院日額×倍率
国内旅行傷害保険/通院日額-2,000円/日
国内航空機遅延保険/乗継遅延費用保険金(客室料・食事代)-最高2万円
国内航空機遅延保険/出航遅延費用等保険金(食事代)-最高2万円
国内航空機遅延保険/寄託手荷物遅延費用保険金(衣料購入費等)-最高2万円
国内航空機遅延保険/寄託手荷物紛失費用保険金(衣料購入費等)-最高4万円

JCBビジネスプラス法人カードのメリット

1.国際ブランドJCBのプロパーカードの信頼性

クレジットカードのプロパーカードというのは、本来は「国際ブランド自身が発行するクレジットカード」のことを言います。

日本では

  • Visa → プロパーカードなし
  • Mastercard → プロパーカードなし
  • JCB → プロパーカードあり
  • Diners → プロパーカードあり
  • AMEX → プロパーカードあり

となっており、世界的な加盟店シェアの大きいVisa、Mastercardにはプロパーカードは存在しないのです。

Dinersも、AMEXも、外資系のクレジットカード会社で、年会費の高額な法人カードをメインで展開しています。

つまり、

  • 年会費が比較的安い
  • 日本の国際ブランドの発行
  • 日本での加盟店シェアが大きい

のは、JCBのプロパーカードということになります。

JCBビジネスプラス法人カードは、JCBのプロパーカードの法人カードです。ポイント付与型の「JCB法人カード」と比較すると知名度は低いのですが、まぎれもなくJCBのプロパー法人カードですので、信頼性の高い法人カードと言えます。

2.最大3.0%のキャッシュバック特典がある

JCBビジネスプラス法人カードは、ポイント付与ではなく、キャッシュバック型の法人カードです。

キャッシュバックの仕組み

1.カード利用額に応じてキャッシュバック率が決定

100万円以上:3.0%
80万円以上~100万円未満:2.5%
60万円以上~80万円未満:2.0%
40万円以上~60万円未満:1.5%
20万円以上~40万円未満:1.0%
5万円以上~20万円未満:0.5%
5万円未満:0%

2.翌月のカード利用金額のうち、交通費・出張旅費の利用金額に対してキャッシュバック

交通費、出張旅費の例

JR
高速道路
ガソリンスタンド
タクシー
レンタカー
航空券
宿泊
旅行代理店

上記の合計金額 × キャッシュバック率 = キャッシュバック金額

※キャッシュバック金額の上限は15,000円

JCBビジネスプラス法人カードは、交通費、出張旅費にしかキャッシュバックの対象にはならないのですが、反面、法人カードの利用額の大半が、交通費、出張旅費という場合には、ポイント還元率よりも高い最大3.0%というキャッシュバック率が適用されます。交通費、出張旅費の利用額が大きい法人には、メリットがる法人カードと言えます。

3.一般カード、ゴールドカードは初年度年会費無料

JCBビジネスプラス法人カードには「初年度年会費無料」の特典があります。

  • 一般カード年会費:1,375円 → 初年度年会費無料
  • ゴールドカード年会費:11,000円 → 初年度年会費無料

と、1年目は無料で利用することができます。

ゴールドカードなどは年会費が高いため、1年使ってみて、使いやすい法人カードかどうか見極めてから、2年目の判断ができる初年度年会費無料特典は、無駄なコストを増やさないための有効な特典となります。

4.法人ETCカードが年会費永年無料で複数枚発行可能

JCBビジネスプラス法人カードの追加カードとして「ETCカード(ETCスルーカードN)」が発行可能です。

ETCスルーカードNは

  • 年会費:永年無料
  • 1枚の親カードに複数枚発行できる

という特徴があります。

つまり、一般カードであれば、1,375円の年会費負担で

10枚の法人ETCカードでも、
20枚の法人ETCカードでも、
100枚の法人ETCカードでも、

発行できるということです。

法人ETCカードの発行枚数が多くなる法人にコスト面のメリットがあります。

5.ゴールドカードの保険が手厚い

JCBビジネスプラス法人カードの場合は

ゴールドカード

  • 海外旅行傷害保険:最高1億円(5,000万円分が利用付帯、5,000万円分が自動付帯)
  • 国内・海外航空機遅延保険付帯
  • 国内旅行傷害保険:最高5,000万円(自動付帯)
  • ショッピング保険:最高500万円
年会費11,000円の法人カードとしては、かなり手厚い保険の設定となっています。ゴールドカードですが、プラチナカード並みの補償です。追加カードにも同様の保険が付帯できるので、保険を重視する会社にもおすすめです。

6.手厚い入会キャンペーンを展開

JCBビジネスプラス法人カードは、常に手厚い入会キャンペーンを実施しています。

  • 10,000円~30,000円程度のキャンペーン

を展開しているため、

キャンペーンで満額のポイントを受け取ることができれば、一般カードであれば、数年分の年会費の元を取ることができます。

JCBビジネスプラス法人カードのデメリット

1.年会費永年無料ではない

JCBビジネスプラス法人カードは、一般カードで

  • 年会費:1,375円(初年度年会費無料)

という設定になっています。

十分に格安の年会費設定ではあるものの、年会費永年無料のNTTファイナンス Bizカード レギュラーカードやライフカードビジネスライトと比較すると、保有するだけで少なからずコスト負担は発生してしまう法人カードです。

2.キャッシュバックの対象は、出張、交通関連の費用のみ

JCBビジネスプラス法人カードの最大の特徴は

ポイント付与ではなく、最大3.0%のキャッシュバック率

です。

これだけ見れば「ポイント還元率0.5%のポイント付与よりも何倍もお得」と思ってしまいますが、JCBビジネスプラス法人カードのキャッシュバック対象は「出張、交通関連の費用のみ」に限定されます。

出張、交通関連の費用

JR
高速道路
ガソリンスタンド
タクシー
レンタカー
航空券
宿泊
旅行代理店

だけしかキャッシュバックの対象にならないため、

カード利用額の中で出張、交通関連の費用が占める割合が小さいと、まったくお得にならないのです。

3.キャッシュバック額には上限がある、上限15,000円まで

JCBビジネスプラス法人カードのキャッシュバックには

  • 毎月のキャッシュバック額:15,000円

という上限が決められています。

月1.5万円、年間18万円がJCBビジネスプラス法人カードで利用できるキャッシュバックの最大額なのです。それ以上の利用が見込まれる方にはおすすめできません。

4.一般カードは、海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険がない

JCBビジネスプラス法人カードの一般カードは

  • 海外旅行傷害保険:なし
  • 国内旅行傷害保険:なし

という設定です。

出張や交通費関連のキャッシュバックを重視している反面、旅行傷害保険は付帯されていないので、保険を重視するのであれば、年会費の高いゴールドカードを利用しなければなりません。

一般カードでも、海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険が付帯されているJCB法人カードとは、大きく違う点と言えます。

5.一般カードは、国内のショッピング保険がない

JCBビジネスプラス法人カード一般カードの場合

  • ショッピング保険:最高100万円 ※海外のみ

となっています。

法人カードの場合は、海外での買い物をする機会は、それほど多くありません。大部分が日本でのカード利用になるため、ショッピング保険はないも同然なのです。

法人カードで、使い勝手の良い補償である「ショッピング保険」が国内では適用されないのです。

6.法人カードの中ではやや審査が厳しい

JCBビジネスプラス法人カードは、日本唯一の国際ブランドJCBの発行するプロパーカードです。

高い信頼性がある = 審査が厳しい

という特徴のある法人カードです。

実際に筆者も、JCBビジネスプラス法人カードは、設立2年目の会社で審査落ちになった経験があります。

7.法人カードの中では発行に時間がかかる

JCBビジネスプラス法人カードの発行手順は

  1. ウェブサイトで申込
  2. 審査
  3. 審査通過後、入会申込書(自署・捺印届)を郵送
  4. 入会申込書(自署・捺印届)を記入し、返送
  5. 契約確認書類の送付 ※入会申込書到着後1週間程度
  6. カード発行 ※契約確認書類受領確認後1週間程度

となっています。

全体で考えると、申し込みから発行まで3週間~1カ月の時間がかかってしまうのです。

1週間程度で発行できるセゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードと比較すると、カードが利用できるまでにかなり時間がかかってしまうデメリットがあります。

8.一般カードのショッピング限度額は若干低めの設定

JCBビジネスプラス法人カードのショッピング限度額は

一般カード:10万~100万円

となっています。

一般カードの限度額の上限は低めの設定の法人カードです。

9.プラチナカードはない

JCBビジネスプラス法人カードには

一般カード
ゴールドカード

しかありません。

JCB法人カードには

一般カード
ゴールドカード
プラチナカード

があります。

JCBビジネスプラス法人カードは、高品質なサービスが受けられるプラチナカードを利用できないデメリットがあります。

JCBビジネスプラス法人カードの申込・発行手順

手順1.JCBビジネスプラス法人カードのウェブサイトへ行く

JCBビジネスプラス法人カードのウェブサイトはこちら

手順2.オンライン申込をする

オンラインから申込が可能です。

ウェブサイトの申込フォームから必要な情報を入力します。

手順3.申込受付完了

申込が完了すると、申込受付完了メールが届きます。

手順4.審査

JCB側が審査をします。

審査が通過した場合は、審査結果メールが届きます。

手順5.入会申込書の送付

「JCBビジネスプラス法人カード入会申込書(自署・捺印届)」が郵送で届きます。

「JCBビジネスプラス法人カード入会申込書(自署・捺印届)」に必要事項を記入・捺印のうえ、所定の本人確認書類を同封し、返送します。

手順6.契約確認書類の送付

JCB側が「JCBビジネスプラス法人カード入会申込書(自署・捺印届)」を受け取って不備がなければ、「契約確認書類」が郵送で届きます。

手順7.カードの送付

JCB側で「契約確認書類の到着が確認できたら、カード発行ののち、カードが郵送され、届きます。

JCBビジネスプラス法人カードのよくある質問

JCBビジネスプラス法人カードの審査は甘いですか?厳しいですか?
JCBビジネスプラス法人カードは、日本唯一の国際ブランドJCBが発行するプロパー法人カードですので、審査は厳しい形になります。筆者も、審査に落ちた経験があります。
JCBビジネスプラス法人カードはどのくらいで手元に届きますか?
カード送付には3週間~1カ月かかるため、実際に申し込んでからカードを手にするまでは、1カ月程度の時間がかかります。発行スピードが早い法人カードではありません。
JCBビジネスプラス法人カードの利用限度額はどのくらいですか?
JCBビジネスプラス法人カードの利用限度額は、一般カードで最高100万円です。ゴールドカードは、最高250万円です。年会費を見ると妥当な限度額設定と言えます。
JCBビジネスプラス法人カードとJCB法人カードはどちらがおすすめですか?
基本的にはポイント還元率が0.5%と低くてもすべての支払いに適用されるJCB法人カードがおすすめです。一方で、出張旅費や交通費などの利用がほとんどを占めているという方の場合は、キャッシュバック率3.0%のJCBビジネスプラス法人カードをおすすめします。

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